これからフィリピンに留学をする予定の人にとって、スマホは必需品です。フィリピンではプリペイド式のSIMを安く簡単に手に入れることができます。プリペイドSIMカードについては以下の記事をご覧ください。
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フィリピンでスマホを手に入れたものの、メッセージなどの使い方はわかるけれど、電話のかけ方に悩む方も多いと思います。電話のかけ方がわかれば、出先で連絡をとったり電話で予約ができて便利です。
そこでこの記事では、フィリピンでスマホを使って電話をかける方法についてご紹介していきます。
フィリピンで電話をかける方法は場合によって違います。
国際電話は高くなるので、プリペイド式でもすぐに残高がなくなってしまいます。
そこで、Wi-Fi環境が整っているのであれば、messengerやカカオトーク、LINEなどの無料で電話ができるアプリを利用して電話をすることもおすすめです。iPhoneやAndroidのアプリでインターネット回線を利用して050からはじまる番号で格安でかけられるものもあります。
フィリピンの国内でフィリピン人の友達に電話をする場合は番号そのままでかけることができます。
フィリピン携帯の電話番号
たとえば、友人の電話番号が「099-1234-5678」であればそのまま番号を入力すれば電話をかけられます。よく使う番号は、スマホに登録しておくとよいでしょう。
固定電話の場合は市外局番も含めて10桁です。
携帯電話から固定電話にかける場合は、市外局番も含めた10桁の番号をそのまま入力すれば電話をかけられます。同じ市内で固定電話から固定電話にかける場合は、最初の3桁の市外局番を除いた7桁の番号だけでも大丈夫です。
フィリピン国内から、日本にいる家族や友人に電話をかけたいときもありますよね。その場合には、連絡先の電話番号の前に国際電話識別番号「00」と日本の国番号「81」を追加してかけます。
連絡先が固定電話と携帯電話の場合で番号が少し違います。
日本国内の固定電話「03-1234-5678」にかける場合
日本国内の携帯電話「090-8765-4321」にかける場合
日本からフィリピンに電話をかけてもらう方法です。こちらは、日本にいる家族や友人にあらかじめ電話番号を伝えておくとよいでしょう。
基本的には以下のようになります。
日本からフィリピンで電話をかける場合
しかし、アクセスコードは固定電話か携帯電話かでそれぞれ電話会社ごとに異なります。
電話の種類 | 電話会社ごとのアクセスコード |
---|---|
固定電話 | KDDI:001 NTTコミュニケーションズ:0033 ソフトバンクテレコム:0061 |
携帯電話 | au:005345 docomo:009130 Softbank:0046 |
たとえば、012-3456-7890の携帯電話番号にKDDIを利用して電話をかける場合は、
001-010-63-012-3456-7890となります。
また、auを利用する場合は国際電話識別番号は不要です。
フィリピンと日本で電話をかける際に注意したい点についてお伝えします。
フィリピンと日本の時差は約1時間ほどです。つまりフィリピンが昼の11時ごろであれば日本は正午12時ということになります。時差が少ないのでフィリピンから日本にも気軽に電話をかけることができますが、日本の方が1時間遅い時間になるので夜間の電話には少し気を配ると良いでしょう。
フィリピンの通信回線は不安定なことが多いです。特にスコールや台風、雨の時などはインターネットへの接続状況が悪くなりつながりにくくなったり、通信速度が非常に遅くなることがあります。そのため、インターネット回線を利用したアプリでの電話などもつながりにくくなるので注意が必要です。
国際電話は通話料金がかかります。以下の表は日本からフィリピンにかける場合の通話料金目安です。
電話会社 | 通話料金 |
---|---|
NTTコミュニケーションズ | 固定電話:100円〜150円/60秒 (60秒を超えると変動) 携帯電話:120円〜200円/60秒 (60秒を超えると変動) |
KDDI | 35円/60秒 |
docomo | 63円〜65円/30秒 |
au | 65円/30秒 |
Softbank | 94円/30秒 |
※機種によって多少異なるため、詳しくは各キャリアのサイトで確認してください。
フィリピンからローミング中の携帯電話を使って日本に電話をかけたり、受けたりする場合の料金は以下のようになります。ローミング中の携帯電話であれば滞在国内でも日本にいるときと同じように電話をかけられますが通話料金は高くなります。また、かかってきた電話にも着信料がかかるので注意が必要です。各キャリアではお得に利用できるプランもあるのでご自身の使用しているキャリアで調べてみるのもよいです。
キャリア | 滞在国内 | 発信(日本あて) | 着信 |
---|---|---|---|
docomo | 75円/分 | 175円/分 | 155円/分 |
au | 75円/分 | 175円/分 | 155円/分 |
Softbank | 70円/分 | 175円/分 | 155円/分 |
通信状態などにこだわらない場合であれば、無料の通話アプリなどをうまく使うとよいでしょう。
ここまで、フィリピンでの電話のかけ方についてお伝えしてきました。事前に電話のかけ方を知っていれば、事前に準備ができたり、現地でも連絡をとったり電話で予約したい時など安心です。留学生活を余すことなく楽しむために、この記事を参考にして充実した留学中の観光プランをたててみてはどうでしょうか。
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