フィリピン留学での航空券の選び方と安く抑える方法
留学に行く上で必ず必要となる航空券の購入ですが、実は大半の留学生はこれまで飛行機のチケットを購入した事がないと言う方が多いです。
そこで、費用を抑えてフィリピン留学の準備をする為に、航空券の選び方や費用を抑える方法をご紹介します。
フィリピン留学にかかる全体費用についてはこちらのページでまとめているので、合わせてご覧ください。
日本〜フィリピン航空券の相場。フライト時間は？
日本からフィリピンへのフライト時間目安と航空券の費用感はこちらです。
| フライト時間 | 東京からセブ島で5時間半 |
|---|---|
| 繁忙期の費用感 | 50,000円〜100,000円程度(片道) |
| 閑散期の費用感 | 20,000円〜6,0000円程度(片道) |
フィリピン航空券の繁忙期と閑散期はいつ？
日本からフィリピンへの航空券は繁忙期は高く、閑散期は安くなります。
繁忙期と閑散期を理解しておくと、安くフィリピン留学へ行くことができますよ！
繁忙期
- 大学の春休み：2月上旬〜3月下旬
- 大学の夏休み：7月下旬/8月上旬〜9月中旬
- 大学の冬休み：12月後半〜1月前半の2週間
- ゴールデンウィーク：4月後半~5月前半
- 年末年始：12月後半から1月前半
閑散期
- 4月〜6月
（春休み・ゴールデンウィークを除く） - 10月〜12月
（冬休み・年末年始を除く）
フィリピン留学の繁忙期と閑散期の違いについては、こちらでまとめています。気になる方はこちらもご覧ください。
フィリピン留学時のタイプは３つ！それぞれの特徴
フィリピン留学では、正規割引航空券・格安航空券を利用して渡航する事が一般的です。
留学生にとって普通運賃航空券の利用は、費用が高い事もあり、あまり見られません。
正規割引航空券・格安航空券を利用すると、およそ片道20,000円～60,000円程度で購入する事ができます。
航空券について以下の３つのタイプの特徴を解説します。
- 普通運賃航空券
- 正規割引航空券
- 格安航空券
それぞれ、航空券の種類別の特徴をご紹介します。
普通運賃航空券
普通運賃航空券とは、年間を通じて適用される最も一般的な料金形態の事を示します。
正規割引航空券
正規割引航空券とは、様々な制約・利用条件を設ける代わりに、割安な料金で販売する割引航空券の事を示します。
旅行会社が販売する格安航空券の価格ではなく、航空会社が自社ウェブサイトなどで販売する正規割引航空券です。
格安航空券
LCC（ローコスト・キャリア）・格安航空会社によって、販売される航空券です。
LCC/格安航空会社は、従来の大手の航空会社が提供しているサービスを廃止・ミニマイズ・オプション制の有料化にしたり、機内の設備を簡素にしたりする事で航空券を低価格に抑えているのが最大の特徴です。
日本からフィリピンへ空港別キャリア一覧
日本⇄フィリピン間を運行するエアラインは、以下の8つです。
※マニラ・セブ・ルソン島・バギオなどへの行き
- セブパシフィック航空
- ジップエア（ZIPAIR）
- フィリピンエアライン
- エアアジア・フィリピン
- ジェットスター
- 日本航空（JAL）
- 全日本空輸（ANA）
- デルタ航空
そのうち、日本からフィリピンへの直行便をまとめてご紹介します。
セブ島への直行便
メイン留学都市のセブ・バギオへの直行便についてご紹介します。
| 東京発 |
|
|---|---|
| 大阪発 |
|
| 名古屋発 |
|
バギオへの直行便
| 東京発 |
|
|---|---|
| 大阪発 |
|
| 名古屋発 |
|
続いて、経由便についてもご紹介します。
セブ島への経由便
経由便に関しては多くのエアラインを選択する事が可能です。
その為よく使用されるエアラインを例に表にまとめてみました。
| 東京 |
|
|---|---|
| 大阪 |
|
| 名古屋 |
|
バギオへの経由便
| 東京 |
|
|---|---|
| 大阪 |
|
| 名古屋 |
|
フィリピン留学時の航空券を安く抑える方法
フィリピンへの渡航時に必要な航空券の費用を安く抑える方法を以下の７つのポイントからご紹介します。
- 閑散期の航空券の購入
- LCCを利用する
- 経由便を選択する
- フライ時間
- 土日ではなく平日を選択
- 航空券の購入のタイミング
- 複数の代理店を比較する
閑散期の航空券
フィリピンへ渡航する際に、時期を閑散期に合わせる事によって、大きく航空券費用・旅費を抑える事が可能です。
フィリピン留学の繁忙期は、大学の春・夏・冬休みなどの長期的な休暇期間です。
それ以外の期間を基本的には、閑散期とします。
>> フィリピンの閑散期はいつ？違いとメリットデメリットを紹介 <<
LCCの利用
フィリピン⇄日本間を運行するエアラインは、大きく分けて２つのタイプがあります。
- LCC
Low Cost Carrier（ローコスト キャリア）の略 - FSC
Full Service Carrier（フルサービス キャリア）の略
LCC航空会社を利用して渡航する事で、旅費を大きく抑える事ができます。
フィリピン行きのLCC航空会社の例
- セブパシフィック航空
- ジップエア（ZIPAIR）
- ジェットスター
できるだけ費用を抑えたいと言う方は、上記のエアラインを利用して渡航する事をお勧めします。
「Full Service Carrier」
従来型のサービスを行う航空会社を示し、ファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラスなどの複数の座席クラスの提供
預け荷物・機内食・飲料・機内エンターテイメント、毛布などのサービスをあらかじめ運賃に含めてサービスを行なっている航空会社です。
欠航時にチケットの払い戻しなどの補償が既に含まれているケースが一般的です。
「Low Cost Carrier」
従来型のサービス提供を有料オプション化し、必要最低限という方法でサービスを行う格安航空会社の事を示します。
預け荷物・機内食・飲料・機内エンターテイメント、毛布などのサービスをオプション制で有料化とし、必要な方のみ追加購入できるシステムに切り替え基本料金を比較的安く提供されている航空会社です。
少ない機材でやりくりを行なっている為、フライトのキャンセルが発生しやすい等の影響・デメリットもあります。
経由便の利用
フィリピンを含め海外へ渡航する際に、直行便・乗り継ぎ便の両方がある路線の場合、乗り継ぎ便の方が航空券代が費用が安く抑える事ができる場合が多いです。
海外旅行・留学となると、長時間のフライトを避ける為に直行便の方が人気があり需要がある為、直行便の費用はやや高めにされています。
対し経由便は、乗り継ぎのトランジットでの待ち時間が長かったり、トータルフライト時間が長くなる事によるデメリットが考慮され、価格帯が低めで設定されています。
そういった事から、乗り継ぎ便を選択する事によって、直行便に比べて出費を抑える事ができます。
フライト時間の変更
いくつかのエアラインがフィリピン⇄日本間の運行を行っています。
理想としては、フライト時間を最短の時間で渡航する事が良いかと思います。
しかし、少しでも費用を安くする為には経由便の中でも時間が長めのものを選択する事によって、費用を抑える事ができる可能性があります。
土日より平日
異例のシーズン例もありますが、航空券の価格帯は、曜日によって変動する事があります。
変動する特徴としては、平日の月曜~木曜など週末を避けると、比較的運賃も安くなる事が多いです。
平日の中の金曜日は寧ろ高くなるケースもあるのでご注意下さい。
また、平日と比較すると土日の週末は、高くなる傾向があり、航空券を安く購入したいと言う方には避けた方が良いでしょう。
航空券を購入するタイミング
航空券が安くなるタイミングは2月・6月・11月と言われており、理由としては冬の旅行繁忙期シーズンが終わり、春の旅行シーズンが始まる前までの中間時期である事です。
大多数の人々はこの中間時期に休暇を取る事は少ない事に対して、航空会社は座席を埋める為に価格を下げると言う流れになっています。
また、6月は夏休みの前の閑散期も狙い目だと言われています。
夏の長期休暇を前であるこの時期は、航空券の需要が低下する為、お得な価格で航空券が販売される事もあります。
複数代理店で比較してみる
航空券は、勿論航空会社の公式サイトより販売されていますが、他の代理店のプラットフォームで販売もされています。
例えば有名な代理店だと、Booking.com（ブッキングドットコム）やTrip.com（トリップドットコム）などです。
他にも多くの代理店が存在するので比較をしてみると良いでしょう。
お勧めの比較サイト
目的地・出発地・日程などを絞り込みし検索をすると、様々なエアライン・フライト情報が出てきます。
その中から、ご希望のスケジュールを選択し、次のページを確認すると全ての代理店のプライス表示がされていますので、簡単に価格帯を比較する事ができます。
航空券を購入する際の注意点
格安航空券の購入時・購入後によくあるトラブルを避ける為に、注意すべき３つのポイントをご紹介します。
- まれに荷物一時的行方不明になる事がある
荷物紛失が多々起きている訳ではありませんが、そういった問題もたまに見受けられるので海外保険加入をお勧め致します。 - フライトのキャンセル・遅れが多い
席数が埋まっていなかったり、整備の関係上であったりと様々な理由で、前日などのタイミングでフライトがキャンセルになる事もございます。 - 荷物はオプション設定
事前の荷物追加を忘れて購入をしてしまった場合、当日高い費用で荷物超過料金がかかってしまう可能性もあります。
LCCを利用する際は必要・不必要なオプションを必ずきちんと確認しながら予約しましょう。
おすすめの航空券の種類と留学時期
お勧めの航空券の購入タイプを大きく分けて３タイプでご紹介します。
少しお金を払っても確実にフライトしたい
| フライトタイプ | 直行便 |
|---|---|
| 航空券タイプ | 普通運賃航空券 |
| エアライン（航空会社） | FSC |
| 留学時期 | 繁忙期 閑散期 |
確実に渡航したいと言う事が優先的なのであれば、LCCは必ず避けるようにしましょう。
とにかく最安値でフライトしたい
| フライトタイプ | 経由便 |
|---|---|
| 航空券タイプ | 格安航空券 |
| エアライン（航空会社） | LCC |
| 留学時期 | 閑散期 |
最安値を最優先として航空券の購入をする場合は、予定などに余裕をもったり、リスク回避ができるように事前の準備を行うようにしておきましょう。
楽で快適にフライトしたい
| フライトタイプ | 直行便 |
|---|---|
| 航空券タイプ | 普通運賃航空券 |
| エアライン（航空会社） | FSC |
| 留学時期 | 繁忙期 閑散期 |
快適なフライトをご希望の場合は、間違いなくFSCを選択するようにしましょう。
基本的にLCCは乗り心地もあまり良くないですが、有料のオプションを選択をしない限り機内サービスが一切ないという認識となりますのでご注意下さい。
まとめ
こちらの記事では、フィリピン留学準備「航空券の購入」について、費用を抑える方法をまとめました。
- フィリピン⇄日本間で運行するエアラインは沢山ある
- LCCエアラインを使用する事によって費用を抑える事ができる
- 安さより快適さを求める人は、FSCエアラインを利用するべき
- 格安航空券を狙って、閑散期を意識してプランをするべき
- 直行便より経由便の方が基本的には費用を抑える事ができる
- 安いプランにはリスクも隣り合わせなので、あらかじめ注意点を確認するべき
ご希望の留学プランを合わせて検討の上、必要がない無駄を削ってできるだけ費用を抑えて、フィリピン留学をしましょう！
留学エージェントは、大手、老舗、小回りの効く小さな留学エージェントは沢山あります。
そういった事から、どこのエージェントを選べばいいか悩んでいる方も多いと思います。
そこで、プロ目線でのフィリピン・オーストラリア留学エージェントおすすめの比較ポイントをご紹介します。
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