IELTSは英語力を判断する基準として世界的に使われている検定です。最近ではフィリピンでIELTS試験の勉強をする方も非常に増えてきています。
この記事では、英語力初級の方がIELTSを勉強するメリットについて解説します。海外で進学や就職をしたいと考えている方は参考にしてみてください。
IELTSとは、International English Language Testing Systemの略で、どれくらい英語力があるかを測定する検定の1つです。
IELTSの試験には、以下の2種類があります。
上記の試験は問題の内容が異なります。英語圏の学校へ入学したい方はAcademic Module、海外での就職を考えている方はGeneral Training Moduleを受けることをおすすめします。
以下の項目の試験を行うので、総合的な英語力を測定可能です。
試験 | 時間 | 問題の内容 |
---|---|---|
リスニング40問 | 30分 | 音声を聞いて回答 |
リーディング40問 | 60分 | 長文読解 |
ライティング2問 | 60分 | 手紙の作成など |
スピーキング | 15〜20分 | 質疑応答やスピーチの実技 |
IELTSと良く比較される英語試験に、TOEFL・TOEICがあります。まずはそれぞれの試験の違いを解説します。
それぞれの検定を受講するのにおすすめの方は以下の通りです。
TOEFLも同じように英語圏への留学を検討している方へおすすめの検定です。ただし、教育機関によって指定している試験が異なりますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
IELTSは音声を聞きながら問題に解答していくので、英語がまだまだ苦手な方でも勉強しやすいです。留学時にIELTS試験対策コースを選択して実践的に学ぶこともできます。
IELTSを受験するメリットは以下の3つです。
それぞれ解説いたします。
IELTSは国際通用性の高い検定です。
IELTSは40ヵ国で英語力を測る資格として認定されています。アメリカなどの英語圏への留学や、イギリスなどへの海外移住申請で用いられる検定で、日本でも認知が広がってきています。
IELTSは高い信頼性と公平性がある検定です。
公益財団法人日本英語検定協会は「IELTSは国籍、文化的背景、性別、受験上の配慮が必要かにかかわらず、すべての受験者に公平であると認識されています」と記載しています。
また「厳格なトレーニングとテストセンターや試験担当者の継続的な監視を通じて、テストの実施が一貫して安全であることを保証します」とも記載しており、信頼性と公平性を保証しています。
IELTSは、海外の学校の入学条件に指定されていることが多く、英語能力を証明する検討の1つとなっています。カレッジ(TAFE含む)や大学の入学条件にIELTSスコアが必要です。
IELTSの点数は1.0~9.0の間で評価されます。一般的な海外の大学では、6.0~6.5前後、専門学校では5.5以上を基準としているようです。
英語圏の大学へ行けるほどの英語力を身につけたいのであれば、フィリピン留学中にILETSスコアを取得してオーストラリア留学へとステップアップしましょう。
フィリピン留学では、ILETS対策コースを提供している語学学校があります。フィリピン留学で基礎的な英語力を身につけながら検定を受け、実践的なスキルを身につけていきましょう。
IELTSスコアは履歴書にも記載できます。TOEICやTOFELのように、スコアを記載して英語力をアピールしましょう。
世界でIELTSの認知が広がっているように、日本でも英語力を測る基準として広まってきています。受講していて損はしにくいので、しっかり勉強することをおすすめします。
オーストラリアに多数ある州立の職業訓練専門学校、TAFEに留学したいのであれば、 IELTSのスコアで5.5以上を目指しましょう。
TAFEに入学するためには、高校を卒業したという証明書と英語力の証明書が必要です。TAFE留学を目指してIELTSを受ける方は、5.5以上を目標に努力しましょう。
この記事では、英語力初級の方がIELTSを勉強するメリットについて解説しました。
英語圏の大学やTAFEへの留学を考えているのであれば、フィリピン留学を通じて英語力を伸ばしましょう。IELTSは以下の4項目のテストなので、勉強することで英語力を総合的に伸ばせます。
英語圏への留学だけでなく、将来的に海外で活動することにも繋がります。
IELTSの対策をフィリピン留学で行いたい方は、検定対策コースを選びましょう。どの語学学校が自分に向いているか分からない方は、一度留学エージェントに相談することをおすすめします。
将来設計や現在の英語力に合わせて最適なプランを提案してくれます。ぜひ一度相談してみましょう。