フィリピンにある、ジプニーという乗り物をご存知でしょうか?ジプニーはフィリピンの現地人にとってメジャーな移動手段のひとつで、乗合バスのことです。とくにセブ島には電車が走っていないため、現地の人が遠出をするときにはジプニーを使うことが多いです。
しかしフィリピンに不慣れな人には、どうやって乗ったらいいのか、安全なのかなど不安に感じる方も多いのではないでしょうか?
事前に、乗り方や利用するときに気をつけるポイントを知っていれば安心して利用できます。そこでこの記事では、ジプニーの乗り方や利用時の注意点をご紹介します。
まずは自分が乗るジプニーがどこに行くかわからなければ、利用できません。そこで、はじめにジプニーの行き先の調べ方を2つご紹介します。
1つめは、ジプニーに書いてある行き先を確認する方法です。ジプニーの車体には行き先が書いてあります。書いてある地名を確認して行き先を知ることができます。
2つめは、ジプニーの車体には数字も書いてあります。日本のバスのように数字ごとに行き先が決まっています。そのジプニーに書いてある数字を確認して行き先を調べることができます。
ジプニーの行き先を簡単に調べることができる、日本語のアプリと2つの英語のウェブサイトをご紹介します。
画像転用元:app store
ジプニーのマップアプリで、日本人が開発しています。セブ島限定ではありますが、日本語で確認できるためとても便利です。ぜひダウンロードして使ってみてください。
画像転用元:https://cebujeepneys.weebly.com/
こちらは英語のウェブサイトですが、セブ島のジプニールートのまとめサイトです。ウェブだけでなくモバイル対応もしているためわかりやすいのがポイントです。また、余談にはなりますがセブ・マクタン間のフェリーの情報まで確認することができます。
画像転用元:http://www.metromaniladirections.com/2010/04/makati-transportation-map-jeepney-bus.html
記事の中に、マニラのマカティ市のジプニールートがまとめてあります。行き先と行き先をあらわす数字を表で一目で確認できます。
続いて、ジプニーの乗り方についてお伝えします。
乗り方は簡単で、道端で手をあげれば止まってくれます。もしくは、道端にジプニーが止まっていたら乗り込むだけです。車体の後ろから乗り込みます。天井が低くすこし窮屈に感じるかもしれません。もし助手席が空いていたら助手席に乗り込んでも大丈夫です。助手席は座席が広く、運転手さんの隣なので降りる時も降りやすく安心です。
降りるときには少しコツがいります。ジプニーの中に金属の手すりがあります。降りたい時はこの手すりをコインなどで「カンッ、カンッ」と叩きます。もしくは、運転手さんに向かって「Stop, please」と言うと路肩にとめてくれます。あとは料金を払って降りるだけです。
ジプニーの料金は、初乗りが7ペソ(約15円)です。距離によって料金は変わってくるので事前に運転手さんに確認するとよいでしょう。料金を用意したら運転手さんに手渡しします。もし、手が届かない場合は近くの乗客の人にたのんで代わりに渡してもらってもかまいません。
ジプニーの料金の支払いの際に注意したいことは、小銭を事前に用意しておくということです。20ペソ程度の紙幣であれば問題ありませんが、50ペソや100ペソ紙幣は断られる場合もあります。
ジプニーは使い慣れると安くて便利な交通手段ですが、タクシーなど他の交通手段と比べると危険なこともあります。そこでジプニーに乗る際に、最低限気をつけるべきポイントをご紹介します。
上記のことは、最低でも気をつけたほうがよいです。すでに海外に慣れている人はひとりでジプニーを利用しても問題ないですが、海外経験が少なく慣れないうちは経験者と一緒に利用するほうがおすすめです。
フィリピンのジプニーについてご紹介してきました。事前に現地の乗り物について知識があれば安心して利用できます。ぜひ参考にして、フィリピンでの安全で快適な移動に役立ててください。
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