フィリピンといえば、綺麗な海、自然でのアクティビティを想像する方も多いかと思います。さまざまな場所を楽しむために、フィリピンにあるたくさんの島々を移動することもあるかと思います。
島々の移動には、飛行機よりも安いフェリーを使うのがおすすめです。日本だとフェリーに乗る機会は少ないと思いますが、フィリピンでは移動手段としてメジャーです。
しかし「どこから乗れるのか、チケットはどうやってとるのか」については、フェリーの乗り方がわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、フィリピンでのフェリーのチケットの手配と乗り方、注意点をご紹介します。
フィリピンではフェリーが庶民の交通手段として広く利用されています。飛行機より時間はかかりますが、安いという魅力もあります。
日本と同じように埠頭から乗ることができます。マニラからは北港地区のノース・ポイント・ディストリクトが埠頭群となっています。それぞれにナンバーがついていて船会社によって指定されます。変更になることもあるので事前に確認しましょう。
セブではほとんどがピア1から出発します。
それぞれ、空港からタクシーを利用して15分ほどの距離です。時間により渋滞に巻き込まれることもあるので、時間には余裕をもちましょう。
フェリーのチケットの手配方法は3つあります。
モールに入っている代理店で購入する方法です。
メリット | デメリット |
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・モールで気軽に購入できる | ・代理店が閉まる時間が早い ・乗船日の2日〜3日前までのチケットしか購入できず、 長期滞在の場合、往路のチケットしか買えないことがある ・ターミナルフィーをフェリー乗り場で支払う必要がある |
船会社で直接買う方法です。
メリット | デメリット |
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・ターミナルフィーを購入時に窓口で支払える ・代理店が当日券を販売していなくても、 販売元なので買える可能性がある | ・アクセスが悪い場合がある ・治安が悪いところにあることがある |
基本的に当日に港で買うのはおすすめではありません。どうしても事前に購入できなかった場合の最終手段くらいに考えておいた方がよいです。
メリット | デメリット |
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・特になし | ・とにかく入手困難 |
フェリーのチケットには種類があります。種類によって値段や待遇が変わってきます。
留学中によく使う可能性のあるエコノミーとツーリストの2種類を詳しくご紹介します。大きな違いはエアコンの有無です。
エアコンなしの吹きさらしで、布団の貸し出しもありません。風が涼しく快適ですが、夜は潮風で冷えるので注意が必要です。
エアコン付きで快適です。チケット購入時に座席を選ぶなら下段のほうがおすすめです。消灯をしないので上の段だとまぶしいです。
また、ブランケットの貸し出しもあるので、必要な場合は売店近くの係の人から写真付きIDと引き換えに借りられます。下船時にブランケットの返却とともにIDを回収するのを忘れないように注意しましょう。
せっかくのフェリーの移動を楽しいものにするために、快適に過ごすために準備しておくと良いものをご紹介します。
クーラーがしっかり効いていることが多いです。寒いと感じるほど効いていることもあります。そのため、冷えないように長袖の上着をもっていくのがおすすめです。ブランケットの貸し出しがない席の場合は、ブランケットなども持ち込んでも良いかもしれません。
乗り物酔いをしやすい人はもちろんですが、船の規模や航路によってはとてもゆれることもあります。また、すこしの揺れでも長時間乗っていると酔うこともあるので、念のため酔い止めをもっていくと安心です。
フェリーにはスマホの充電コーナーがありますが、利用時には注意が必要です。フィリピンではスマホは日本以上に高級品です。そのため盗難の被害にあわないために細心の注意をはらい、充電中はスマホから離れないようにしましょう。
24時間以上など長時間フェリーに乗る場合は意識的に体を動かすのがおすすめです。船内を歩き回るだけでも運動になりますし、気分転換になります。船内で長時間滞在することは、思っているより心身にストレスがかかることがあります。
フェリー乗り場での具体的な動き方について、セブ島から乗船する場合を例に上げていきます。
セブ港から出発するフェリーはほとんどが「ターミナル1」からです。チケットに記載があるので確認しましょう。ターミナルについたら窓口でターミナルフィーを払います。
電光掲示板に乗船ゲートの番号が書いてあるので確認して指定のゲートで待ちます。売店もありますが、船内にもあるので無理にターミナルで買う必要はありません。
時間になると、ゲートから船までバスで連れて行ってくれます。
乗船すると、売店があります。ビールなども売っている船もあります。
ブランケットなどの貸し出しが利用できる場合は、早めに借りておくと良いです。
低ランクの座席は指定ではなく利用者も多いため、素早く場所を確保する必要があります。また、街中と同じように貴重品の管理には注意し、寝ているあいだも肌に離さず持ちましょう。あとは目的地に着くまでゆっくりとお過ごしください。
フィリピンでのフェリーのチケットの手配方法から乗り方と、船内での注意点についてご紹介しました。せっかくフィリピン留学に行くなら、フェリーを使って様々な観光地にも足を運んでフィリピンを満喫してみたいですね。ぜひ、この記事を参考にして、留学中の観光も楽しんでみてください。
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