いざフィリピン留学をして観光しようと街に出てみたけど、移動のとき渋滞にハマって思ったように移動できなくて困る……ということが出てくるかもしれません。特にフィリピンは渋滞が多いので、移動の際には充分注意が必要です。
そんな渋滞大国のフィリピンで、早く目的地に到着したい時に役に立つのが「ハバル・ハバル」です。
しかし、ローカルな交通手段のため、慣れていない人には少々ハードルが高いかもしれません。そこで、この記事ではハバル・ハバルに乗る方法と注意点についてご紹介します。
ハバル・ハバルとはバイクタクシーのことです。フィリピンでは庶民の足としてよく利用されています。タクシーよりも安く、場合によってはタクシーよりも早く目的地につくことができます。
ハバル・ハバルを使うメリットとしては、下記の3つが挙げられます。
一方でデメリットもあるので、デメリットまで理解した上で利用するようにしましょう。
ハバル・ハバルに乗る時に、用意しておくと良いものについてご紹介します。
ハバル・ハバルには基本的にヘルメットは1つしか用意されていません。
そのため、同伴者がいる場合は自分でヘルメットを準備した方が安全です。
基本的にドライバーは釣り銭をあまり持ち合わせていません。そのため、大きいお金しかない場合は乗るのをやめた方が無難です。
20ペソ〜100ペソあたりが用意してあると良いでしょう。
不安な場合は、乗る前に「〇〇ペソのお釣りある?」とドライバーに確認すると良いです。
準備ができたら早速乗ってみたいところですが、下記にも注意しましょう。
実際に、ハバル・ハバル に乗る方法をご紹介します。
地域にもよりますが、ハバル・ハバルは街中をよく走っているので、空いているハバル・ハバルを見つけたら、手を上げて止まってもらいます。ドライバーから声をかけてくることもあります。
手を上げて止まってもらうと、
「Where?」「Where are you going?」と聞かれるので、ドライバーに行き先を伝えます。
例えば、アヤラモールであれば「Ayala」と言えばOKです。
次は値段交渉をします。ここが一番ハードルが高いかもしれません。
日本人は裕福と思っている現地人も多いので、多めに料金を請求してくる場合もあります。そのため1回でOKしない方がいいでしょう。
何回か値段交渉をしていると相場もわかってきますし、英語の勉強にもなるのでおすすめです。
最初は多少ぼったくられるかもしれませんが、交渉前に「最大この金額までなら出せる」という金額を決めておくと良いでしょう。
値段の目安は
同じ距離でも人や場所によって違いますがだいたいこれくらいです。
実際の交渉例を3パターンご紹介していきます。
ドライバー「Where are you going?」
自分「Ayala,30」(アヤラモールまで30ペソでという意味です。少し安めに言います。)
ドライバー「No. 50. 」(50ペソだよ。)
ここで、折れて50ペソ払っても良いのですが、
自分「I’ll find out another way」(他を探します。)
ドライバー「Ok. 40」
と、交渉に応じてくれることもあります。もし、交渉に応じてくれなかった場合は、他を探せばOKです。
ドライバー「Where are you going?」
自分「J center mall」
ドライバー「Ok! How much give me?」(いくらまで払えるの?)
自分「40peso」(ここも少し低めで言います。)
ドライバー「70」
自分「No. too expensive! 50」
ドライバー「60. Ok?」
自分「50」
ドライバー「Ok.50」
最後は、どちらが先に折れるかの勝負になってきます。一番困るのはトラブルに巻き込まれることなので、高すぎても怒らず静かにその場を離れると良いでしょう。
ドライバー「Where are you going?」
自分「IT park」
ここでヘルメットを受け取り乗車。目的地に着いたら20ペソを渡す。
このパターンは、「えっ?30ペソだよ。」と言われることもあるので難易度が高いです。
「いつも20ペソしか払ってない!」と言うとわかってくれる場合もありますが、
「No!30!」と言われることもあるので、トラブル回避のためには事前に価格交渉をしておくと安心です。
フィリピンのバイクタクシー「ハバル・ハバル」の乗り方や注意点についてご紹介しました。
ローカル交通手段はハードルが高く感じるかもしれません。しかし、使い方や注意点を事前に知っていれば安心して利用できます。
留学中にぜひ、現地でしかできない体験をするためにこの記事を参考にして挑戦してみてください。
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